毎日当たり前のように着ている服や身につけているアイテム。それっていったいどうやって作られているの?? そんな疑問を解消すべく『マリア探検隊』が突撃取材! 今回は、明治時代から続く靴下の産地、奈良の広陵町へ地元の読者モデルが潜入したよ。
株式会社ウェル
住)奈良県北葛城郡広陵町百済1562
☎ 0745-55-1500
肌触りが良くとっても長持ちなそのヒミツは? ほとんどすべての工程を工場内で一括するからこそ生まれる高品質なソックスの作り方を順を追って紹介しちゃいます。手作業の多さにビックリ!! ※
〈ジンクス編〉by日本靴下工業組合連合会
1日3回履き替えると、恋も仕事もうまくいく!?
猫に『ソックス』と名づけると大統領になれる!?

〈ハウツー編〉by日本靴下工業組合連合会
洗濯の際は裏返しにすると長持ちする
直射日光を避けて陰干しがオススメ
口ゴム部分は上向きにして干すと劣化予防になる


工場の横にある企画室で、カラーや素材、柄などデザインを決めていく。今はパソコンでデザインしているが、昔はすべて手作業で描かれていた! その後、糸を選ぶ



機械にあう太さの糸を用意して編み上げる。口ゴム部分に袋状の折り返しができるシングルシリンダー機や、複数枚のソックスがチューブ状に繋がって編まれるダブルシリンダー機、5本指ソックスができる平縫い機など、デザインや糸の種類によって編む機械も違う。





長い筒に生地を通して、片方から吸引。一気に裏返す。




ダブルシリンダー機で編まれ、10足ほどが繋がったチューブ状の靴下を、1枚ずつ切り離す。機械によっては、編んだ後にカットして排出されるものも。



丸編み機から上がってきた、爪先が閉じられていない靴下を裏側から縫う。ここで始めて袋状に。


あらかじめ大きめに編まれたソックスを、柔軟剤を入れて洗濯。乾燥機の熱で縮ませる。柔軟剤の変わりに、防虫剤や抗菌、香り付けを施す場合もある。アンゴラなどふんわりと仕上げたい生地にはトゲトゲのボールを入れて洗うのがポイントなんだとか。
 


裏返しになっている靴下を表に返しながら、穴が開いていたり傷がないかを確認する検品の最重要工程。通常は板にはめて傷見をするが、こちらでは蛍光灯を使用。全国でもココだけの貴重な機械。



靴下を型板にはめて蒸気の熱で形を整えると、スチームアイロンをかけたようにキレイな型がつく。ボイラー室で蒸気を作り、その蒸気を専用の機械に送り込むコチラの部屋は、一年中高温多湿。熱気の中で職人さんがガンバります。



口ゴム部分と爪先を『パッカー』という金具で閉じあわせ、2枚を1組にする。このとき、余分な糸が出ていたらカットするほか、寸法・重さ・柄・カラーサイズなど10~15ヵ所以上の規格を同時にチェック。職人ならではの細かい仕事ぶりが光る。




編み立ての後や先縫いの後などで行われる検針の中でも最も重要な最後の検針。機械の針や金属片などを、金属探知機を使って徹底的に検査。細かい針を使用するから欠かせない作業。最後は色や柄、サイズにそって箱詰めする。
 
オシャレの基本は足もとから! 特にこれから寒くなる時期になくてはならないのがソックス。肌に一番近いから品質にも気をつかいたいところ。ということで、国内生産の約半分を担う、日本一のソックスの産地・奈良県の広陵町へ。ここでは糸の選定から生産、出荷に至るまで一貫してひとつの工場で行われている。滑らかで肌触りやフィット感が良く、長く履けるその秘密を、おばあちゃんもソックス工場で働いているという生粋の葛城っ子・村田姉弟がトツゲキー! メイドインジャパンにこだわって次々とヒット作を打ち出すタビオの商品を生産する工場・ウェルに潜入!
 



左右の動きがポイント!

セーターや手袋の編み機のように、左右にキャリッジが動き編み立てる。親指から順番に編み目を増やしたり減らしたりしながら編み進む。


カラフルな糸がキメテ!
モチーフ柄を生産する丸編み機。K式スパイラル機とも呼ばれる。沢山の色や種類の糸を一度に編むため、テンション部分が円になっているのが特徴。

タビオ
住)大阪市浪速区難波中
2-10-70
☎ 03-3462-2020
☎ 06-6632-1200
http://www.tabio.com